錬金3級 まじかる?ぽか〜ん #12(終)

12回目、ぽか〜ん23,ぽか〜ん24。
ぽか23。 冒頭、鉄子がビデオデッキを見つけたトコで、一瞬動作が止まってから、HDDのモーターが回り始める音とHDDのカリカリ言う音がしたあとで、そのデッキが何なのかを思い出す、てな描写が、まさにPCで、休止してたHDDが動き出す時の動作と同じな感じで良かった。 記憶をHDDで保存してる、という、もの悲しさも良く出てたし。(今までにも同じような描写はあったけど、何か考え込んだ時とかで、今回みたいに記憶を辿ろうとして、というのは初めてな気がする)
しかし、内蔵HDDに入りきらない記憶は、外部の記憶媒体に退避させる、というのは、鉄子のけなげさも相まって、何とも言えない、面白さと哀しさの入り交じった設定だなと。


全体として。
カワイイキャラクターと、ユルい展開とオチ、妙な間の取り方と、ちょっとズレたやり取り、そんな魅力でもって楽しく観てました。 あとはハマリ役だった斎藤桃子。 この人抜きでは、この作品の魅力は半減していたような気がする。 変な言い方だけども、斎藤桃子という人物が、今この時に、タイミング良く居た、という事(作品の企画が出た頃にはまだデビューしてなかっただろうし)が、この作品にとってとても幸運だったのではなかろうか、とか言ったら言い過ぎだろうか、などと。