Ergo Proxy #16

一転して小休止な回。 真面目で考えすぎる人は、のんきな楽観者に往々に敗北する、みたいな話になるのかと思ったら、最終的にはひとりで乗り越えた。 共同生活で起こる軽い悶着の数々とか、充電中の無表情なピノに安らぎを感じる、だとかの描写が面白かったし、それらの積み重ねで、他者を見て、自分を見て、そして自分を変えていく、といった話として、説得力があった。
ここ数週、週毎に毛色の違う内容が続いているけども、毎週面白いです。
あとはとりあえず、リルメイクのピノが、憂いのある表情、大真面目な表情も相まって、面白すぎ。 こうやってセルフパロディというか、キャラを作中で茶化せるというのが、余裕が感じられるなと。 ラスト近くの矢島晶子の「ヒヒヒ」の言い方も良かった。