ケモノヅメ #08

腕をどうこうっていう拷問のトコが、エグくて。 全部ブラフで、割と手間かけてて、少し手の込んだドッキリみたいな面白さもあるんだけど、でもあんな状況であんなのは耐えられんなと。 特にバットのグリップみたいので腕をグリグリやってるのが、何かもう。(麻酔効いてて痛みはなくても、何かが触ってる、という鈍い感覚はあるだろうし、それが逆に怖いだろうなと)
拷問の描写に気を取られて、交わされてる会話を所々聞き逃す程に。
あと自害云々で最後自分の分が残ってない、のトコが、シニカルで良かったのと、大葉の「あの子、頂戴」に対して、岳人が「あの子じゃ分からん」と(花いちもんめ風に)返して、大葉が更にそれに乗っかる、てな流れがウイットで良かった。
アバン、パターン的には主観の男の子が喰われるのかと思いきや、逆。 アバンは本編からある程度切り離されてて、少し引いた目線で食人鬼と世間の係わりを、毎回毛色の違う作風で描いてく、という感じが、妄想代理人の「ETC」(第9話)をちと思い出した。