ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜 #10

脚本というかセリフが凄く良かった。 内容自体もそうだし、文章としてのリズムも。 櫻井孝宏のトーンを抑えた淡々とした語り、折笠富美子の低くて冷たい語りなんかも合わさって。
ニーバの「英雄などいない」のくだりとか「惨めだな」のトコのやり取りとか、メルトがジルに各々の願いについて語る一連のシーンとか、あとカーヤの「いえ…、ならいいです…」の突き刺さるような言い方とか。 「邪神だから」に対するカイの「ドルアーガがあなたに何か悪さをしましたか?」てな返しも面白かったし。
話的にもラストまでの盛り上げ方、カイとサキュバスのカウントダウンが始まってからの何が起こるのか観ててハラハラする感じが良かった。
脚本:賀東招二 絵コンテ:福田道生 演出:寺澤伸介
しかし、旧作ゲームのBGM使われちゃうとゾクッと来ちゃうな。