絶対少年 #12

須河原さんの持ってたフェアリーのイラスト。 映像にフェアリーが映ってない、となった時に、須河原さんが(こういうのが飛んでたのに、と)すがるように描いたんだろうな、で更に、あなたもこういうの見たでしょ、などとイラストを見せながら堂丸に詰め寄る、なんてやり取りとか、一悶着があって、本編のあの脱力感溢れる空気になったんだろうな、などと思ったりして、ちょっとおかしかった。
須河原さんは、(フェアリーが飛んでる時の)レポートの時の言葉は、凡庸で月並みな感じだったのに、堂丸とのやり取りの時は、セリフ回しとかアクセントとか、いつも通り面白い。 キャラクター同士の会話の部分について、この作品はやっぱり、工夫というか気を使ってるんだなと。
で、ラストのトボトボと歩くやつれた感じのオカカ婆(?)が、画的に結構ショッキングだった。 第一部のまとめ方が、誰も傷つかない、割とヌルい感じだっただけに。