なかなか良い出来のダイジェストだった。 「II」から入る人の為の総集編としては、内容が足らないんだろうと思うけど、作品の空気みたいのはよく出てて、第一期を観た人間のおさらいとしては、ああ、これ観れば、第一期を観返さなくても来週からすんなり入れ…

いくらなんでも救済が用意されてそうだけども、それでもこれはキツイな。 話が順調に展開するも、ちょっと油断したトコで突き落とす、という、分かりやすい、ベーシックな構成ではあるんだけど、停滞ムードの空気の中、健気で前向きなカミナギだけは平穏に過…

フロエがアーエルを連れ出して説教たれるトコが、中の人のチカラもあって、ふたりから発せられる「好き」という言葉（セリフ）の微妙なニュアンスの違いとか、ふたりの”好き”という言葉のとらえ方の違いなんかが、きっちり感じられて面白かった。 でフロエが…

#11 クライマックスに至るまでに、ちょっとヒント出し過ぎな感はあったけども、終盤盛り上がったし、特に、フロンの問いかけに対して、赤プリニーが「残酷な事を言うのですね」と切り返し、フロンが、自分の愛の形を押しつけようとした事を謝るくだりのトコ…

一転して小休止な回。 真面目で考えすぎる人は、のんきな楽観者に往々に敗北する、みたいな話になるのかと思ったら、最終的にはひとりで乗り越えた。 共同生活で起こる軽い悶着の数々とか、充電中の無表情なピノに安らぎを感じる、だとかの描写が面白かった…

12回目、ぽか〜ん23，ぽか〜ん24。 ぽか23。 冒頭、鉄子がビデオデッキを見つけたトコで、一瞬動作が止まってから、HDDのモーターが回り始める音とHDDのカリカリ言う音がしたあとで、そのデッキが何なのかを思い出す、てな描写が、まさにPCで、休止してたHDD…

冒頭の、 朝になっちゃった… 朝になるんだ… てなセリフだとか、Bパートの、 そう、頑張って守らなきゃ、この世界。 ずっと、誰かが守ってくれてたんだ。 だとかで、おや？っと思わせといて、リョーコの側からキョウへと打ち明ける、という、意外な展開。 こ…

双子に、恐山に今すぐ行って、いたこに何とかしてもらえ、お土産も忘れるな、と、一回アホな作戦を指示しといて、そんな時間ないよと双子に切り返されるや、「ではこうしよう」と、さも仕方なくと言った風に、ハルヒに着ぐるみを着せようとする部長がウケた…

Aパート、３人で焼きそば喰いに行って、一人前300円、３割引きの券を出して、じゃあ３人で500円でいいや、のあと、３人が（特に話し合うでもなく）無言で200円ずつ渡したりだとか、受け取った鶴屋さんも、お金の事には触れずに多い分の100円をキョンに返す、…

姉妹の、現在のシーンのやり取りにしても、回想シーンにしても、緊張感があって良かった。 特に回想の方は、単にセンセーショナルなシーンとして扱うんではなく、終始グッと抑えた進行で。 いつもそうなんだけど、なんかこう、演出がフワフワしてないなと。 …

先週の予告通りの変な回。 とりあえず、 MCQ（司会）： 江原正士 ナレーション（問題読み）： 沢海陽子 と、相変わらずの、間違いないキャスティング、が素晴らしかった。 でこれは、作品の最低限のバックボーンの説明を、こういう形でやってみた、てな感じ…

戦闘が終わったあと、小夜がハジの首筋に噛みつくトコ、カイを意識する小夜の目の演技がエロくて良かった。 シーンとしても、小夜としては見られたくない部分ではあるけども、自分がどういう存在なのかをカイに見せつける良い機会でもあるし、カイはカイで、…

11回目、ぽか〜ん21，ぽか〜ん22。 ぽか21。 凄いな、こんな下らないテーマを柱にして１話作っちゃうのが。 ぽか22。 鉄： ゆうまさんのせいで、私たち、エロモン扱いです。 ゆ： しょうがないじゃん。 パンツ洗濯して乾いてなかったんだもん。 乾かないパン…

ハルヒの、アバンの「ビームやミサイルをピコピコ」のトコと、コンピ研部長に跳び蹴り喰らわす時の「うりゃー」が、いつもの頭でっかちな感じの喋りと違う、子供っぽい、邪気のない喋り（と掛け声）で良かった。 マウスとかディスプレイじゃなく、こっち見て…

「これ以上あんな子供たち（シヴュラ）に戦争させるんじゃない」てなセリフもあったけど、兵士兵士した連中の中にいると、シヴュラのみなさんの存在の、いびつさと言うか、場違いさ、みたいなものがよく出てるなと。 あからさまなキャラデザの差のせいもある…

忘れたのか？ 我々には、キャラ設定の改革に関して、誰よりも心強い味方が付いているではないか そう言えば居た、そんなヤツが、などと思わず声が出てしまう程の、真打ち登場っぷり。 なんというかこの、待ってました感、みたいのが素晴らしく良かった。 ホ…

一瞬入る、南家こうじっぽいカットが、ちょっと気になった。

よく帰った。ルッチ、カク、ブルーノ、カリファ。 セクハラです。 名前呼んだだけで？！ 原作での、このてのやり取りの面白さって、アニメではなかなか表現しきれてない印象なんだけども、今回のここんトコは、小野坂昌也の言い方もあって、結構面白かった。

司の、魔法を使う前の動作が良かった。 特にラストにステッキを振り下ろす直前の、タメのトコが。 あと書きそびれて今更なんだけども、４話が面白かった。 登校時にお互い帽子でバッタリ、畳み掛けるように司が、同じく帽子で現れるも、何事もないかのように…

古本屋の回の時もそうだったけど、このての話って、破綻しちゃったり、ダレちゃったりしがちなのに、それがない。 今回も、アバンで、オチというかエピローグ部分を先に見せてしまってる訳で、この辺からも、視聴者を混乱させる為にこういう話をやってる、と…

ちゃんと女の子っぽい、ハルヒの普段着姿にクラッと来た。 首筋のトコとか、後ろから見た時の華奢な感じとか、なんかも良かったし。 で、ハルヒの自宅にみんなで押しかける、という、話の大筋自体が既に面白いのに、テンポ良く投入される小ネタの数々が更に…

OPに出てるの、未来のみくるなのか、とか思ってたらホントにそうだった、というのは置いといて、アクションとして、面白い、見所の多いカットがかなりあった。 流れとして面白いという感じではなく、構図の取り方とかアクションとか、一個一個のカット毎に面…

髪を切る、というのが、意表を突かれて面白かったんだけども、カッコよく髪を切った割に、一息ついたら急に未練が出てきてクヨクヨし出すのが、また面白かった。 あと、これは意識してやってるんだと思うんだけど、リ・マージョンという大量殺戮兵器の発動中…

内容的には結構ドラマチックな事が起こってはいるんだけども、演出的にはいつもながらの、あくまでも抑えた、淡々とした進行で、それがとても良かった。 主人を取り戻す、という目的は同じでも、イギーの方は心を持ってしまった為に、愛と憎が入り交じってる…

無茶苦茶なんだけど、有無を言わさずグイグイ引っぱっていく展開力。 えらい面白かった。 活劇はこうでなくちゃ。 特にカーチェイス中にダッチの腕を掴むトコは、かなりテンションが上がった。

なんかもう、最初から最後まで、ひたすらに（良い意味で）馬鹿馬鹿しくて、とても良かった。 こういう話だと、いつもながらのテンポの良さとか、作画や動きの良さが、内容をより引っぱっていくなと。 所々入る、ヅカ部の連中のバレエの動きが、無駄に良いの…

９回目、ぽか〜ん17，ぽか〜ん18。 ぽか17。 「あなたのせいなの？」と言われただけなのに、「私は悪くない」とか、「私は一生懸命やった」みたいな返しじゃなく、「なんだよっ！ とばっちりかよっ！」と、いきなりよく分からないキレ方をするのがウケた。 …

ラストの自宅ライブのトコ、ギターを持ってくる所から、前奏が始まって月明かりが逆光になる辺りまでの流れが見事で、ちょっとシビレた。