絶対少年 #14

谷川希紗と小早川成基、片方には見えて片方には見えない、という、不可思議な物体を挟んでのやり取りのシーン、そのシチュエーションの見せ方が、非常に面白かった。 映像的にも、声優さんの芝居的にも。 見えてない方が、徐々に認識していく過程を、一歩ずつ丁寧に描写していく感じが。
あと、希紗の「やぁ」の言い方が良かったなと。
その他、気になった事を幾つか。

成基のリアクション。 希紗に「早く(プロに)なれるといいね」と言われた時は、扇子をパチパチやってるだけだったのに、理絵子に「成基ならきっと(プロに)なれる」と言われた時は、扇子をギュッと握る(で、チカラが入って少し震える)。 他のシーンでも扇子を握ったり落としたりしてて、感情表現を扇子を使ってするつもりなのだろうか。(と書いて、あぶない刑事のベンガルを思い出した。横浜だし)
成基の手を握る希紗、正樹の手を握る理絵子(の対比)。
左は前回。 昨晩の脱ぎ散らかしたままの状態の希紗の靴。 両親のものと思われる靴は既に無いが、靴がきちんと並べられたりはしていない。 スルー。 まぁ、カップ麺が一個置かれてるような家庭だし。
細かいんだけども、ちょっと気になったので。 流れから言って、真ん中のカットの希紗の体の向きが逆。(アキレス腱が見えるから、左足)
あと、どうでも良いんだけど、OPには以前から出てた小早川成基、風貌とか小道具の扇子から(ヒカ碁の加賀を連想して)将棋部ぽいキャラだな、とか思ってたら、ホントに将棋やってて驚いたり。


アニメスタイルに監督と脚本家のインタビューが載ってるらしい。 のだが、作品を追ってる途中の段階だと、スタッフのインタビューって、読むんじゃなかった、と思う事があるので、全部観終わったら読むつもりで一応メモ。
名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(前編)
名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(後編)
(最近だと、かみちゅのインタビューを読んだのは失敗だった。 本編観てても、余計なものが入って来ちゃって)
余計なリスクは負うまい、と。