絶対少年 #16

 歩→美紀(留守電)
 歩→美紀
Aパート、ほぼ歩と美紀の携帯での会話で終了。 その後、Bパートも、
 須河原→正樹
 正樹→理絵子(メール)
 須河原→堂丸
 正樹→希紗(シカト)
 正樹→希紗(メール)
 堂丸→須河原
 希紗→成基
 須河原→堂丸
と、キャラクター同士の携帯を使った会話(やり取り)が続く。 携帯電話の多用ってのは作劇上(安易で)あまり感心しないんだけども、今回唯一面と向かって会話をした、須河原さんとはなさんとのシーンで、はなさんが、(食事の時は)顔の見える相手と話せ、と言ったりするトコを見るに、今回はわざとこういう構成なんだろうけど。 成基が将棋の盤面を回って反対側(相手側)から見る、てのも同じような事かもしれない。
で、最初の歩と美紀の会話。 田菜の時はもっと緊張感があって面白かったのに、とか思ったり。 ふたりが前よりも仲良くなった事から来る空気、というのもあるかもしれないけど、どうも、2年という時間の経過(と、キャラクターが2歳年を取ったという事)を、声優さんが意識しすぎな印象。 喋り方とか。 ずっと声だけで姿を見せず、中盤からオカカ婆をカメラが追っていって、オカカ婆が歩の家に辿り着いて歩の部屋の窓を見上げたトコでやっと歩の姿が画面に出てくる、ってのが、この作品らしい勿体ぶった感じで面白かったけど。
翻って須河原さんは、(年齢的にも?)あまり時間の経過を意識しなくて良いからか、正樹、はなさん、堂丸、と、誰と話してても、田菜の時とあまり変わらず、ちゃんと面白い。 あと、

はな: 晶さん、お行儀悪いよ。
須河原: お?
はな: 食事の時は、顔の見える相手と話すもんだよ。
須河原: ひとりですから…
はな: 失礼だねぇ。 あたしがいるじゃないか。
須河原: …。 はい。

この、最後の、「はい」が、難しいし、面白いなあ、と。 何と言うか、須河原さんの中の人(松本美和)は、凄い答えを出してきた。


希紗の後ろ姿。 とりあえず腰からお尻にかけてのラインがエロ過ぎ。