ARIA The ANIMATION #01

地に足の着いた内容というか演出というか。 ゆったりとした雰囲気。 カレイドスターなんかでもあった、(画面上の)キャラクターの細かい動きも面白い。
カレイドスターも、サーカスっていうあまり取り上げられないし難しい設定を用意して、で、その設定を単なる一要素とか、ツカミにだけ使うとかじゃなく、ドーンと作品の中心に据えて話を作っていってたけど、この作品も、「水上都市の観光ゴンドラで働く主人公(達)」っていう面白い設定、仕事の内容であったり、水面や町の美しさであったり、ゴンドラの優雅さであったり、そういった描写や表現がまずあって、その上でキャラ描写なり、物語なりがある印象。 そんな土台のしっかりした感じから、地に足の着いた、という印象を受けるんだと思う。
第1話としても、のんびりした遊覧から、一転してボートのように漕いだりと、展開的にも画面的にもメリハリがあって良かった。 女の子の「ゴンドラは遅いから好きじゃない」みたいなフリも利いてたし。