交響詩篇エウレカセブン #25

Bパート、ウイリアムの言葉は、内容的にはちょっと説教臭いながらも、古川登志夫の良い意味での軽い語りもあって、押しつけがましくなってなくて良かった。 「人は太陽から降り注ぐエネルギー以上のものを消費してはいけない」なんてのも、フレーズとして面白かったし。
あとは、絶望病の女性の、呼吸の描写(とそれを見てるレントンのアクション)が、動きの少ないトコにちゃんと枚数を投入した上で、たっぷり間を取った静かな時間の使い方をしてるのが良かったのと(あれはウイリアムの「息を吸う事は、それだけ死に近づく事」というセリフに繋がるのかな)、ウイリアムが他人の心が読める、みたいな描写を、レントンが感づいたり、視聴者に対して確定的な描写を見せたりしないで、最後まで単にそれっぽい、というだけの軽い描写だけに留めていたのが、良かったと思います。