桜蘭高校ホスト部 #08

「男とか女とか関係ない」というハルヒの主張と、「自分が女だという事をもうちょっと考えろ」という部長の主張はどっちも間違ってなくて、正論としてはハルヒ、心情的には部長、といった感じだけども、ここからの折り合いの付け方が、変にややこしくしなくて、シンプルで気持ちよくまとまってて良かった。 てか、雷が恐くてクローゼットに閉じこもる、なんて姿を見せられちゃったら、もう何も言えんわなと。 愛おしすぎて。 副部長と何やらあったみたい、というのを見て、更にハルヒが遠くなった、と思ったら、雷が光って今度はハルヒの方から急に近づいてきたり、とかいう、この辺りの一連の流れというか、(気持ちの)距離の変化の仕方も面白かった。
あと、ハルヒと副部長のいる部屋に部長がやってくるトコ、一瞬シリアスとか修羅場化するのかと思わせといて、すぐギャグでサラッと流しちゃうのが、品があるというか、軽くて良かった。 こういう、周りが茶々入れても、ハルヒ・部長ラインは揺るがない(このラインすら怪しいけど)感じも、(この作品が)観やすい一因なんだろうなと。 で、副部長のアレは、副部長なりに脈アリか試してみたという事なんだろうか。
れんげが出てこないと非常に寂しい。 てか、れんげは、あの登場の仕方以外の登場はないのか。