ガラスの艦隊 #14

ミシェルの正体を知って、ショックで黄昏れちゃってるヴェッティの姿が、面白すぎた。 前夜の、人生最高潮、みたいなテンションから一転して、一夜明けての、朝日を浴びる、半ば真っ白な廃人のような、奈落へ叩き落とされたかのような、そんなたたずまい。 あの空気はなかなか出せるもんじゃない。 ミシェルのテンションが、全くかみ合ってないのも面白かったし。 横顔しか見せずにキツいセリフを吐くヴェッティだとか、シーツ一枚で逃げてくミシェルとか、一見すると、ただの外道による安いシーン、に仕上がってるのも、馬鹿馬鹿しくて良かった。(そういうシーンとして見た場合には、ミシェルとのやり取りもかみ合ってる訳で、そんなズレみたいのも含めて面白いなと)