くじびきアンバランス #07

ラスト、副会長が参入した事でシーン全体に流れる凄い緊張感。 ゆかなの喋りも良かったし、こんな丸っこいキャラデザだというのに、自決未遂のトコも含めて、最後までかっちり緊張感を保ってたし。 それとは別に、副会長の常にピリピリした喋りと、時乃の常におっとりした喋りとの対比が、こういったシーンだと更に際だっててそれも面白かった。
で、時乃が危険な目に遭った事に対して、また、今まさに危険な目に遭ってる事に対して、一番怒ってたり、一番取り乱すのが上石神井さん、というのが、ベタだけど良かったし、その事について、周りがツッコミを入れたり、冷やかしたりとかしないのも、無駄のない、気持ちの良い進行で良かった。(こういうのは視聴者が分かってれば良い訳で、それをわざわざ作品の中でセルフツッコミするのは無駄だなと)
全体にそうだったんだけど、キャラクターの目線、目の芝居のさせ方がとても良くて、これによって、セリフが無くても(伝わってくる)情報量が多かった。
あとは、「初めて食す甘味のあまりの美味しさに必死になってかっ喰らう女の子の図」、が、えらいカワイかったのと、凄い横チチに目を奪われたのと、野中藍は、秋山時乃というキャラクターを完全にモノにしてきたなと。 冒頭の「へへっ、セ〜フぅ。ヒヒッ」とか、蕎麦屋の「親睦会だよ、ツーマンセルなんだよ」とかの言い方が、とても良かった。
脚本: 木尾士目 絵コンテ: 八谷賢一 演出: 松本マサユキ 総作画監督補: 西岡夕樹


毎回変わる、エンディングの画。
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