カレイドスター スペシャルセレクション #10

本放送で言う所の第23話。 先週(本放送19話)の予告で分かってはいたんだけども、大事な22話が飛ばされてしまった。
という事で、録画を引っ張り出してきて、第22話「仮面の下の すごい 覚悟」を観てみる。


とりあえずレイラさん、フェスティバルに登場するや、まずユーリの所に行って睨みを利かせ、

ユーリ、お花をありがとう

と、もう笑っちゃう程にカッコイイ。
あとやっぱ、22話のラストシーンは、何度観てもゾクゾクする。
レイラさんが、父親の為でなく、自分と仲間の為にステージに立つ決意を固め、そしてフールが見えるようになる、というこのラストシーンは、本放送時も背筋がゾゾッと来たし、それに非常にビックリした。
「フールが見える」というのは、主人公(そら)の特権、主人公の主人公たる所以な訳で(ジョナサンにも見えるけど)、それがこの終盤、レイラさんにも見えるようになるというのは、これまで そらの物語だったカレイドスターという作品が、この瞬間、突然、そらとレイラさんの物語になった、と、そんな事をしてくるという事に対する驚き。
ここまでにも、レイラさんをメインに据えた話はあったんだけども、それでもあくまで話の中心は そらだった印象。 それが、「レイラも主人公」とハッキリ宣言された衝撃。
この22話で、突然面白くなったというかハマったというか、私にとってのカレイドスターはここから始まったというか。 初回からここまで、毎週観てた訳だから楽しんではいたんだけども、それでも、ガラッと印象が変わって、作品に対する視聴姿勢も変わった、そんなターニングポイント的な回。