Anime-TV #384

tvk 2008/02/16(土)放送分。
FROGMANがインタビューで良いこと言ってたのでメモ。

(声優を目指しているというレポーターの質問に対して)
レポーター: FROGMANさんにお聞きしたいんですけども、私自分自身でデモテープを録る機会があるんですけど、FROGMANさんも自分で音声をアテてらっしゃるという事で、何かコツとかあったらお聞きしたいんですけれども。
FROGMAN: そうですね、コツ…っていうような事はないんですけれども、ただ僕の場合やっぱり自分でシナリオを書いてる段階から、こんな感じの声だろうな、こんな感じでやろうなっていうのが分かってるんで、いいと思うんですけども、世話ないんですが、で、たまにこう外部の声優さん使う時に、やっぱ色んな音声のサンプル聴かせて貰うんですけど、結構割と皆さん、やっぱ流行りなんですかね、似たり寄ったりなキャラクターの設定の声を出されるケースが多くて、正直同じ様なもん聴いて「どれがいい?」って言われても困っちゃうんですよね。だからなんかやっぱり、そこら辺インパクト勝負じゃないんですけれども、ただ“変なお芝居”をして欲しいですよね。特にうちの場合ギャグなんで、だから怒鳴り系とかですね、中年のおばさんの声出してみるとか、あと…、ありえないちょっと声をちょっと出してみるとかですね、むしろその、僕の場合だと、その声にあわせて役とか書いちゃったりするんで、こんな声出せる人がいるんだったらこんな役作りたいなとか、そっから着想得たりするんで、だからやっぱりその声優さんも、なんかその、なんすか、「自分の声で一本話書いてみろよ」っていうぐらい、なんかぶつけてみるようなこともあっても面白いなと思うんですよね。

『「自分の声で一本話書いてみろよ」っていうぐらい、なんかぶつけてみるようなこともあっても面白い』ってのは、ホントそう思う。


同じような話で、ちょっと前に読んで面白かったしゅごキャラ!の監督の話。

――アフレコ現場の雰囲気を教えてください。
安田監督:登場人物がとにかく多いので、ギュウギュウ詰めのところで皆さんにやってもらっていますが、にぎやかな感じは非常に出ています。だんだんと話数を追うごとに、声が付いたおかげでキャラクターのふくらむところがありまして。大きなところでは、「×たま」・「×キャラ」は沢城さんの演技によってどんどんふくらんでいきました。今日アフレコを行った18話に関しては2、3話あたりのアフレコを受けて、これだったら「×キャラ」にいろいろと芝居も付けられるのではないかと思い、そういう方向でだんだんとふくらませています。また、“あむ”をはじめ“ラン”、“ミキ”、“スゥ”のリアクションの取り方も、そのつど反映してやっております。1話において“ラン”が初登場したところで、「うわー」というところを「ピャヒャー」といってるのを聞いて、「あっ、これがランなのか」と感じを受けまして、それ以降はそういったところを頭の中で考えつつ、こう書いたらこういう風に言ってくれるのかということを想定して、コンテを書いております。実際、アフレコにおいても予想を上回る形で演じていただけていますので、非常に楽しく聞かせていただいております。今後もこの勢いが続けばと思っております。

TVアニメ「しゅごキャラ!」アフレコインタビュー!お気に入りの「しゅごキャラ」は? - 電撃オンライン