フルメタル・パニック!TSR #09

最初追い込まれてたかなめが、宗介の退学届けの存在をきっかけに覚悟を決め、一転攻勢、そしてAパートラスト、様々な努力が、そんなものは無駄でやっぱり相手(プロ)の方が一枚上手、みたいな方向にならず、とうとう自力でレイスに辿り着き(宗介ですら反則気味の方法でやっとコンタクトをとれたのに)、きっちり後ろを取るに至り、カタルシスと共に思わず「かなめ凄ぇ」と、感嘆の声をあげてしまう程に盛り上がった。
今週もそつのない作り。 死の描写も、変に盛り上げたりしないで、それでいてちゃんと重いし。 ちょっとヘコむ程に。
あとは、雪野五月のチカラが大きかったなと。 特にモノローグ部分。 覚悟を決める辺りとか、ユイランに一杯喰わせた瞬間、時間がスローになって自問自答する辺りとか。 絶対有利な状況の中で命乞いをするべきか考えてたり、これはテキストの面白さもあると思うけど。
先週も書いたけど、30分間、一時たりともダレる事なく、ずっと面白いです。