うえきの法則 #44

主人公のパワーアップ話なんだけども、新たな強いチカラを手に入れる、とかいうんじゃなく、今まで持っていたチカラを基本に、そのチカラを拡大解釈する方向でパワーアップする、という流れになってて、しかもそこにちゃんと説得力があり、同時進行するコバセンの解説とか、タイトルロゴの回転する円の意味(繋がり)だとかと相まって、ちょっとした感動がありました。 特に、ゴミ→木→ゴミ、から、リサイクルの円に繋がるトコは、そうか、そうきたか、と、思わず膝を打ちつつテンションが上がった。
(内容重複するけども)素晴らしいのは、新しいモノをどっかから持ってくるんじゃなく、「ゴミを木に変えるチカラ」という初手の初手、第1話から出てる大前提のパーツ(設定)を、ちょっとヒネっただけ、というのがまず、やられた、という気にさせられるし、更にその強さの根拠に、えらい説得力があるという事。 神器は、いくら修行したからって、結局は選ばれた人間だけが使えるかなりズルい武器と感じてしまう訳で、それに比べるとこういう、今あるものを工夫してパワーアップする、という方が全然良いなと。