Ergo Proxy #11

主人公が自分の内面世界を彷徨う、という、作者の独りよがりになりがちな、たいがい、やっちゃった、な感じになる話なんだけども、過去に出てきたシーンとキャラクター、ただし顔だけプラクシー、というビジュアル的な面白さと、このての役をやった時に発揮される、大塚芳忠ケレン味あふれる面白さ、なんかもあり、仕上がりとしては、結構面白いものになってた。 ダレる事なく30分観られたし、ラスト、絶望感漂う中、現れるはずのないリルが現れる、というのも、観てるこっちも驚いたというか、救われたというか、そんな気持ちにさせられて良かった。