シムーン #16

とりあえず、OPの画が一部差し替え。 「(すり切れそうな)空に持って行ける(ものなど)」のトコのシムーン球とロードレアモン(三つ編み)の2カットが、ロードレアモン(ショート)と、(今までOPにいなかった)ユンにそれぞれ変更。
上が15話、下が16話。


で本編。 クライマックスはドミヌーラ&リモネなんだけど、話の中心としてはパライエッタな感じの回。 他の3人は、覚悟も意志もしっかりしてるのに、未だフラフラして、ネヴィリルネヴィリル言うてるパライエッタが、

仲間じゃなくて、ネヴィリルでしょ?
あんたごときがネヴィリルを守れるなんて、とんだ思い上がりだ

と、遂に核心を突かれてどうなるかと思ったら、

お前を求めている
お前がいなくては、ネヴィリルを救えないからな

と、あくまで己の道は曲げずに開き直る方向に行くのが素敵。 パルとは相手を求める事、姉妹の例からも、それがないとシムーンはチカラを発揮できない、だからアーエルの事は気に入らないが、アーエルを求める、なぜならそうしないとネヴィリルを救えないから、と。
あとは、パライエッタとアーエルのチュウが、そのあとに入る目のアップのカットも含めて、強引に苛立ちをぶつけるようなパライエッタと、それに受けて立つアーエル、といった感じで、これまでのキスシーンにはない、一触即発の妙な緊張感があって面白かったのと、ドミヌーラもそうだけど、アーエルもリモネに対しては喋ってるトーンが違ってて、「怒られた」のいたずらっぽい、少年のような言い方が、とても良かったのと、翠玉のリ・マージョンを、遠く別方向から4機のシムーンがそれぞれ見上げる、というのが、構図として面白かったのと。
『大空のアウリーガ』が期待通り使われて、これでサントラ1の曲は全部使用された。 サントラを、作品の放送中に買う、というのはあんまり無いんだけども、サントラを先に聴いてる状態で、『大空のアウリーガ』みたいに気に入った曲が、来るか来るかと待ちかまえてるトコに作中で初めて流れると、やっぱり盛り上がり方が違うなと。 で、Aパートの終盤と予告でも使われた曲が、これまたバンドネオンが印象的な新曲で、これを『妖艶なる絆の響き』に代わる後半のメインテーマとして使っていくつもりなのだろうか。
あとDVD1巻のCMの、アーエルverが流れてたけども、ネヴィリルverと違って、ナレーションの内容とか、画の繋ぎ方とかが、妙に百合方面を強調してて、これはどうかと思いつつも、ラスト、BGMがプツッと切れてアーエルのセリフが入るトコは良かった。 ちょっとドキッとして。 このてのCMで、こういう、ちょっと変則的な演出を入れるのってあまりないような。


(追記)

http://yaplog.jp/aslog/archive/405
ASの原画が間に合ったよ!ってブログに書いたのは
OP新作カット2つです。これが私の原画。