ハチミツとクローバーII #12(終)

2つあった抱擁シーンが、そりゃあここまで延々積み重ねてきたものがある訳だから、当たり前っちゃ当たり前なんだけども、それでも、とても良かった。 特に、花本先生と理花さんが、月明かりの中、無言で抱き合うシーンは、ビジュアル的にも良かったし。 その抱擁の意味的にも。


第1シリーズから通して、コメディ部分の面白さとテンポの良さ、シリアスな時でもしっかりコメディを入れてくるバランスの取り方と、シーンの空気の変え方の上手さ、そんなのが印象的な作品でした。 はしゃぐ時は はしゃぐ、締める時は締める、と言った感じのメリハリの良さ。 キャスト的にも、そういう事の出来る人たちだったし、終盤のまとめ方も気持ち良かった。
印象に残ってるのは、第1シリーズの17話のラストから18話の頭にかけての、森田さんが帰って来るくだり、かな。 まさに怒濤の展開で。 あと1話単体としては、第2シリーズの7話がとても面白かった。