２つあった抱擁シーンが、そりゃあここまで延々積み重ねてきたものがある訳だから、当たり前っちゃ当たり前なんだけども、それでも、とても良かった。 特に、花本先生と理花さんが、月明かりの中、無言で抱き合うシーンは、ビジュアル的にも良かったし。 そ…

森田さんのうえだゆうじもそうだけど、花本先生というキャラクターの魅力に占める、藤原啓治のウエイトってのは、ホント大きいなと。 「いいよ。返さなくて、いいよ。全部やるよ」のトコの、喜怒哀楽の発露じゃない、ただ優しい、といった何とも言えない感じ…

先週もそうだったけど、しっかりコメディを入れてくるのが、話が暗くなりすぎなくて良いなと。 で、はぐと花本先生のベンチのシーン、工藤晴香の熱演も良かったんだけど、それに対して藤原啓治の喋りが、終始同じ、落ち着いたトーンだったのが非常に良かった…

正直、手の怪我ってのは作品の終盤を盛り上げる為にしても、ちと作為的な感じがしてたんだけども、それを差し引いても、一つひとつのエピソードの入れ方、積み上げ方、その描写の仕方が凄くて、なんかもう観ててたまらんと言うか、胸が圧迫されて居たたまれ…

森田兄がフロイドとやり合ってる時に、しつこいぐらいに森田さんの悲しそうな表情を画面に入れてくるのが、作りとして意地が悪いというか。 復讐のクライマックスとして、十数年前にひどい事をしたフロイドを糾弾する森田兄、という構図よりも、十数年間後ろ…

とても面白かった。 ３０分の中で、根岸という人物の、強烈な、森田父への羨望や嫉妬、そしてその顛末を描いて、更に同じ構図で森田兄の、森田さんに対する感情も描き、歪んだ情熱の森田兄、そういうの全部理解し、父の意に反してる事も分かった上で、兄の為…

#05,#06、連続視聴。 #05 いや、城山が泣いてるのは、別の意味なんじゃないかな うえだゆうじの、ここのトコのセリフの言い方が、凄く良かった。 コメディシーンのオチの部分なんだけど、ここ笑うトコですよ、みたいな感じに、視聴者を誘うような浅ましさみ…

ホテル行って、これで めでたしめでたしになるのかと思いきや、そこからの切り返しが凄かった。 なかなか一筋縄ではいかない理花と、有頂天にならずに冷静に相手を見てる真山。 真山の吐露は、ストーカー紙一重でみっともないんだけども、でもだからこそ響い…

新幹線で鳥取に向かうトコ以降の、魂が抜けたみたいになってる山田さんが、とてもカワイかったのと、ここの高橋美佳子の消え入りそうな、しょぼしょぼの喋りが、えらい面白かったのと。 で相変わらず小ネタの数々が面白い。 シリアス方面に寄せ過ぎないよう…

期間が開いても、森田さんのはぐイジりだとか、それに対するはぐのリアクションだとか、その辺の面白さが全く健在で、良かった。

なかなか良い出来のダイジェストだった。 「II」から入る人の為の総集編としては、内容が足らないんだろうと思うけど、作品の空気みたいのはよく出てて、第一期を観た人間のおさらいとしては、ああ、これ観れば、第一期を観返さなくても来週からすんなり入れ…

共同生活のようなアパート暮らし、という設定を活かし、部屋に残った通帳を使って、竹本の無事を確認したり、仕送り（？）したりという、小道具の使い方が上手いな、と思った。 残高が増えてる事を不審がる竹本のリアクションも面白いし、心配だけど探しには…

前半、怒濤の展開で、えらい面白かった。 先週の引き、ラストシーンで投下された”爆弾”であるTVの映像をまず、（１話以来の）アバンで見せ、Aパート、慌てふためく５人、大声を聞いて集まってくる同室の患者さん達、注意しに来る看護師、そして始まる森田さ…

ラスト、TVをつけたトコから、オチに至るまでの構成というか、引っぱり方が素晴らしく、とても面白かった。 遂にあの人の再登場を予感させるフリのあと、スターウォーズ風の壮大なBGMが流れる中、病室の５人の（まだ平和な）表情を順番にゆっくり見せていっ…

ゲストキャラで本多陽子が。 ブローチを見つけた直後の、セリフとかのない、表情だけを見せていく、はぐのリアクションとか、（山田が）自分を意識してる、と思った途端に赤くなる真山とかが、良かった。 毎回面白いです。 はぐは、気ぃ使って出て行ったのか…