シムーン DVD第3巻

2巻に引き続き、作画修正はなさそう。 ただこれまた2巻と同じく、効果の部分の修正はあり。 6話のアーエルとパライエッタの決闘のトコは、TV放送時に、どうも画面がごちゃごちゃして観にくいな、と思ったんだけども、残像が無くなって、表情とか動きが分かりやすく(よく見えるように)なった。
http://www.aniza.net/simoun_tvdvd/

8話の、爆発直前の逃げる人々の、蜘蛛の子を散らすみたいな動きが速すぎとか、煙の上を歩くネヴィリルとか、最後のグラギエフのアップの時のクルスが両翼とか、明らかにおかしいトコをスルーしてるのがちと気になるけど。


内容について少し。
初見(TV放送時)の時は、この辺りからずんずん面白くなってきた。 1,2巻の話も、ある程度物語が進んでから改めて観返してみると、勿論面白いんだけど。
ここに書いたのを読み返してみると、

物語が、一歩ずつちゃんと積み上がってきてる感触がある。 現時点で一つずつを見ていってもちゃんと面白いけど、最終的にトータルで見た時にも、各話とか各エピソードが、きちんと意味を持ってきそうな感じ(6話)
これはひょっとするかもしれない(7話)
どんどん、キャラクターが生き生きと動いてきてる(8話)

と、これは、最終的に凄い作品になるかもしれない、という感触を持ちつつも、そう期待してて最後(もしくは途中から)ヘナヘナになってガッカリした作品もある訳で、なるべく過度の期待はしないように観ていこう、などと軽く自制しつつ、でも毎週楽しく観てたのを思い出す。 結局、6話で書いた事は、全くその通りになったのだけれども。


あと、蔵出シムーン辻谷耕史編が完結。
http://simoun.tv/special/kuradashi04.html
全4回、とても面白かったです。 で、ちと気になったんだけども、22話のトコに書いてある

第22話は、アーエルの心情の変化を見てもらえたら……そこが印象的でした。

は、23話の話で、23話のトコに書いてある

第23話は、オナシアですね。オナシアが超然としたキャラクターだと思われていたのが、実は一番脆かったという。何を持って強い、弱いと判断するかの問題はありますけど。この話は、シリーズ全体とてしてもポイントの回のひとつになっていると思います。オナシアを受け入れたユン。そんなユンにやはり共感してしまうなぁ。

は、24話の話では無かろうか。(ご本人が勘違いしたのかインタビュアーが間違えたのか分からんけど)