リーンの翼 #02-#06(終)

一日限りの全話無料配信。 去年1話を観て以来。 コミックスは買ってるんだけど。
第1話もそうだったけど、展開が速いので一話一話あっという間に終わってしまうし、このテンポによって、楽しく最後まで観た。 これは、一話毎に間を空けながら観ていく、というのよりも、まとめて観た方が良いんじゃなかろうか。
で作品としては何やら、サコミズと、あとは状況とか舞台そのものが主役、といった印象の話。 キャラクター同士の掛け合いなんかは、いつもながらの(トミノアニメ的な)面白さがあったんだけども、本とかセリフ回しの面白さに対して、画がテンション的について来きれてなかったような(表情とか、画の動きが固くて、セリフそのものと、声優さんの芝居と、画の芝居とが、どうもちぐはぐだったような)。 PCのモニターで観てると落ち着いて観られないからとか、配信用の荒い画質のせいとかもあるかもしれないけど。
あと、トミノ監督は、“八相の構え”をよく出してくるなと。 それも、結構重要なシーンに持ってくる印象。 キングゲイナーでも、20話で、ドミネーターと戦ってたキングゲイナーが、オーバーフリーズを起こす辺りで八相の構えをしたり、リーンでも5話の、広島に原爆が落ちるトコでナナジンが八相に構えてたり、4話でもリュクスと対峙したサコミズが八相の構えだったり。(コンテの段階でなのか分からんけど、わざわざ構えを指定するのって、知る限り、八相だけだし。カントクの趣味なのだろうか)
どうでもいい話だけど、「ナナジン」って、“ジ”にアクセントがあるのかと思ってたら、最初の“ナ”にアクセントがあったという。(“美保純”かと思ってたら“キャベジン”だった、みたいな)