シムーン DVD第4巻

目に付いた修正は11話終盤の、いつもの残像ぐらい。 9話で入る2話の回想シーン、DVDの2話で修正入ってたエリーが、差し替えられたりせず、そのまま(修正前のまま)だったり、10話の髪と服の色がカイムっぽいアルティも修正されずそのままだったり。 この分だと後々来る、カイムが2人、とか、カイムがワープ、とかも手を入れずに流すかもしれない。


で今回の特典、シムーン講座。 とりあえず固有名詞とか用語なんかは解説入れた方が良いんじゃなかろうか、などと。

とか。 喋ってる方はそういうの気にせず、好き勝手に、自由に喋ってる方が良いけど。
あとラストが、

西田「このアングラスって言う巫女はですね、あとから出てくる嶺国の巫女に…、って終わりかよ!、短ぇよ!」

とグダグダな締めだったんだけども、最後何を言おうとしたんだろう。 アングラスと他の巫女の繋がりなんて全く触れられてないし。


んで作品てのは出来上がったフィルムが全てであって、作品本編以外のトコで、原作者だろうが監督だろうが、作品について何を言おうが、別に関係ない、とは思うんだけども、やはり監督の口から発せられる言葉というのは、こっちもそれなりにきっちりと受け止めてしまうようで、で、本編そのものとか、キャラクターの内面に踏み込んだような話を聞いてしまうと、どうもシムーンという作品の世界が狭くなっていってしまう感覚があり。 ただ本編そのものからはちょっと外れた、裏話的なものは確かに面白い訳で、この辺りは諸刃の剣、こっちも気を付けにゃならんな、と思った次第。


本編(収録話)については、10話のロードレアモンとマミーナの悶着、やり取りが、暗い倉庫、みんなが出撃した後の甲板、そのあとのシムーンの中、と、その後の2人の関係、顛末なんかを考えつつ観てくと、何かグッと来るものがあるなと。