蟲師 #06

途中の、あこやとギンコの崖の上でのシーン、生き神様だった時の気持ちを語るあこやのセリフをバックにした、太陽とか風とか雨とか自然の描写が、急に動きがゆっくりになったりするのが、画的に(シーンとしても)面白かった。
で本編。 不老不死ばなしみたいなような、違うような。 もしくは、将来に対する漠然とした不安を感じる思春期ばなしのような。
不老不死になって無感動に、みたいな話はよくあるけども、あこやの場合は、毎日死んで蘇り、多分寿命(真の死)も短いんだろうけど、毎日が新鮮で、心は満たされてる。 ただ、外から(第三者から)見たら、感情が無いように見えて、(不老不死な人と)あまり変わらないな、ってな事を思った。 永遠を生きるのも、高い密度の時間を生きるのも、本人の充実度は大きく違うんだろうけど、外に出てくるモノ(他人から見て感じるもの)は、あまり変わらないのかと。 確かに時間の流れの違う対象にたいして、大きな興味は持てんのかもしれない。