シムーン #13

フロエがアーエルを連れ出して説教たれるトコが、中の人のチカラもあって、ふたりから発せられる「好き」という言葉(セリフ)の微妙なニュアンスの違いとか、ふたりの”好き”という言葉のとらえ方の違いなんかが、きっちり感じられて面白かった。 でフロエが最後めんどくさくなって、

好きな方が色々いいのっ

と、テキトーに纏めたのをアーエルなりに真に受けて、リモネにも話してみるトコ

ア: 好きだと、シムーンに乗らない時もキスしたくなるらしい
リ: ええっ!?
ア: 好きな方が色々いいらしいよ
リ: 色々?
ア: うん、色々

のやり取りが、リモネに変なコト教えちゃダメだ、とか思いつつも、何とも、ほのぼのしてて良かった。 そして、とりあえず実践してみるという、なにこの(ドミヌーラにとって)夢のような展開。 なんかドミヌーラが幸せすぎて、観てるこっちが悶えた。 艦長へのキツイ物言いのあとという事もあって、ドミヌーラがリモネに対してだけ、話してる時の語感が柔らかかったり、完全に虚を突かれた表情を見せたりするのも良かったし。
それにしてもしかし、アーエルがえらいパワフル。 この力強さが、(今の所)どっちに向かうのかがよく分からないだけに、確かに怖さも併せ持ってるなと。 全ての問題を解決できるヒーローにも、全てをぶち壊すラスボスにも、どっちにもなれる感じ。