シムーン #14

ラスト、凄い引っ張り方。 ドミヌーラの涙と慟哭は意外だったし、その意味する所に、あれこれ想像の余地があるし。 最初、何もない事にショックを受けてるのかと思ったら、実は違った、てな流れも良かった。
で、ショックを受けたドミヌーラの表情が、たまに出てくる、劇画調の止め画で、これがかなりやり過ぎな、どちらかというと面白さの方が勝っちゃってる感じなんだけども、それでも使い方は効果的で、ショックの程はよく出てたなと。 何があったか知らんが、それ程までかと。
あとこの前、1話から観返してみたんだけども、改めて今、最初の方を観てみると、内容がよく分かるし、面白い。 で、その時気になったのは、アムリアの扱い。 アムリアの離脱は、出来事としてデカイし、以後延々引っ張る事になる訳だけど、第1話の中での扱いとしては、割と軽く流している印象で、以後作品に対して掛かる比重を考えると、なんとも扱いが軽かったな、と言う事。 とか思ってたら、今回、なにやら。
他には、ネヴィリルに「戻りなさい!」と言われて珍しく口ごもる時の、アーエル(新野美知)の、シュンとなる声のリアクションが面白かったのと、リモネの寝相が、どう見ても赤ちゃんのそれだったのがウケたのと。
『静かなる祈りの声』は、今回が初出だと思うんだけど、メロディ自体はED曲と同じで耳馴染みがあるもんだから、今ひとつ自信がない。