シムーン #17

#17,#18、連続視聴。
突然「遺跡」という新しい要素を出してきて、それを悪い意味で便利に使って、伏線やフリを無しに、設定語りとか、面倒くさい話を済ませちゃうのかと、ちと不安になりながら観てたんだけども、相変わらず終盤からラストにかけての引っ張り方が凄くて、あんなラストシーンの見せられたあと一週間待たされたかと思うと、ゾッとする。(いや、その悶々とした時間が楽しいんだけど)
でネヴィリルの、翠玉やアムリアから逃げない→アーエルに積極的にチュウ、の流れは、チト短絡な感じで、ここら辺にネヴィリルの危うさを感じたり。
あとは、黒いシムーンが、色もそうだけど、動力であるヘリカル・モートリスがV型エンジンみたいでカッコ良かったのと、ワポーリフとモリナスの関係とか、ハルコンフとマミーナの関係とか、以前の話を流しちゃわないで、きとんと踏まえた上でのキャラクターの言動がなされてたのが良かった。 特にハルコンフとマミーナの繋がりなんて、マミーナ登場の為のきっかけぐらいにしか思ってなかったから、ここに来てまた改めてその話をするのがちょっと驚いたし、更に、当時と今の心情の変化みたいのを描写してたのがそつが無いというか。(その為の、改めてのこの話、という事なんだろうけど)

モリナスは、いつもサバサバしてて、男らしいというかカッコイイというか。


メモ
オナシア「テンプスは時の流れを見届け、スパティウムは人々のいるべき場所を示して、二つは対となり、人々に限りない恩恵と恐怖を与えてきました」
ユン「“皆”が、私を待っている」