シムーン DVD第6巻

修正は16,17話のいつもの残像関係ぐらい。
シムーンという作品の面白さの濃ゆい部分、エキス的なものは、DVD各巻という括りをした場合、多分この6巻に一番詰まってると思う。 中でも17話ラスト、『歴史は語る』がかかって以降は、やっぱ凄いなと。 何が起こってるのか分からない、言ってるセリフの意味も分からない、かかってる音楽も訳分からない、セリフ、状況、音楽で、どんどん混乱し、不安な気持ちになっていき、心を乱されていく(なんて書くとただのデンパなシーンみたいだけど、まあ紙一重。特に初見は)。 登場キャラたちの同じく不安な気持ちも、もの凄い勢いでこっちに伝わってくる。 それに、ただ混乱させられるだけでなく、別に感動的な事が起こる訳ではないのに、この一連のシーンそのものには震えるような感動があるという。 『歴史は語る』という曲の凄さ、使い方の凄さ。
あとは放送当時、サントラはまだ1しか出てなくて、15話終了時点で劇中で、目玉の『大空のアウリーガ』だけが使われてない、で予告観たら次回(16話)のサブタイが「翠玉のリ・マージョン」。 これは来週『大空のアウリーガ』が来るか、来るのか、と、期待をしたのを思い出した。 ただTV放送時にも気になった事、期待通り16話で『大空のアウリーガ』がかかったのはいいんだけど、サビのアタマの、一番良いトコに爆発音が被っちゃってるのが、ホント、残念だなと。


オーディオコメンタリ第2回。 第1回(DVD4)の最後言いかけた件に関しては触れず、ちとがっかり。 あとDVD4巻の時も書いたんだけども、やっぱりこのオーディオコメンタリは諸刃。


DVDのジャケ画。
第1巻:アーエル&ネヴィリル
第2巻:パライエッタ&カイム
第3巻:ドミヌーラ&リモネ
第4巻:フロエ&アルティ
第5巻:モリナス&ワポーリフ
第6巻:アヌビトゥフ&グラギエフ
と来て、
第7巻:ユン&マミーナ&ロードレアモン
7巻は3人という変則で来た。 あと出てないのは、アイキャッチに登場してるキャラにしぼると、アムリア、オナシア、ヴューラ、アングラス、ワウフ。
残るは2巻。 どう来るかは分からないけど、最終巻(9巻)は、フローフ&ヴュラフだったらいいな、と思う次第。 普通にいったら最終巻は、アーエル&ネヴィリルをもう一回とか、全員集合的なものとか、なんだろうけど、ここでフローフ&ヴュラフを最終巻に持って来たら、凄いな、シムーンらしいな、と。 てかシムーンという作品に惚れ直す。 これから観ようって人にはうっかり見ちゃうともの凄いネタバレになるけど。