香砂を殺ったバラライカが、「お前が撃たせたんだぞ、忘れんな」とばかりにロックにその銃を渡して、「分かってますし忘れませんよ」と言った感じにロックが、その銃をバラライカに返すのが、やり取りとして良かったのと、あとはレヴィと銀さんの戦いの前、…

雪緒が、銀さんと２人だけになり色々なしがらみが無くなって身が軽くなったのか、これまでとちょっとテンションが違ってきてたのと、２人が、未知なるロアナプラを、新天地、希望の土地のように語るのが面白かった。 それも、逃げる為の場所といった感じじゃ…

銃対剣、飛び道具対近距離武器（もしくは無手）という、アクションシーンとして好きなシチュエーション。 人質付きのハンデ戦にならず、そっちは早々に処理されて、制約なし、存分に出来る状態だったのも良かったし。 飛び道具側が雑魚過ぎて、内容は一方的…

子供バラライカの声を、小山茉美にそのままやらせてるのが凄かった。 で毎度の事ながらいいトコで引いて終わっちゃうんだけども、一度斬り結び、本物同士すぐに感じ合った女ガンマンとサムライマンによる共闘、てなケレンのある括り方をすると、良い意味でB…

トイレの前の一件、つまらん小物相手にケンカはしない、という２人の態度も良かったし、この件があった為か、レヴィが、さり気なくロックの為にバラライカへの口添えをしてあげたり、というのも良かった。 更に、通訳を頼まれたとは言え、やっぱりまだまだバ…

街並みとか、祭りの様子とか、住宅街の公園とか、その辺の道にほったらかしにされてる三輪車とか、そういった描写を細かくしてる為か、“平和な日本の風景”と“そこに居るレヴィ”という組み合わせに、思った以上に違和感があって、それが面白かった。 レヴィは…

基本、シビアな話が多いから、こういうバカ話が生きるし、とても楽しい。 ドラムソロが延々流れる中、テンションの上がったソーヤーが落とし穴の前を行ったり来たりするのをハラハラしながら見守るトコと、ロットンの、 次からは君も、防弾チョッキを着るが…

一応、殺るの殺られるのとやってるし、死人も出てるっぽいけど、この作品的にはドタバタコメディの範疇、な感じ。 ちょっと全体にインフレが起こりつつあった戦闘力が、程よく抑えられてて、変な言い方だけど、安心して気楽に観てられる。 両陣営にタレント…

銃を構える眼帯の老シスター、と、その画づらだけでえらいカッコいい。 あと、エダ（唐沢潤）の喋りがとても面白いなと。 平坦に始まって後半ちょっと上げる独特の抑揚の付け方とか、鼻にかかったグダグダな喋りとか。 話の途中で悪いんだけどさ、その話、最…

バラライカ「なんの用かは分かるわね？」 怖っ。 で、こういうのはちゃんと作んないと、ただの悪趣味な話、で終わっちゃう訳で、そういう点では、映像的にも演出的にも良かったし面白かった、んだけども、やっぱり観ててツライな、というのが先に来てしまっ…

無茶苦茶なんだけど、有無を言わさずグイグイ引っぱっていく展開力。 えらい面白かった。 活劇はこうでなくちゃ。 特にカーチェイス中にダッチの腕を掴むトコは、かなりテンションが上がった。

「戦うメイド」なんて、あの世界観に放り込んだらギャグになってしまいそうなネタなのに、とりあえず、怖さとか不気味さの方が勝ってた。 Bパート以降、ラストへ向けてのフリ方、ハッタリのかまし方も、盛り上がって良かったし。 本人を追ってるカメラから伝…

ラストを、単純にラブシーンとして受け取るのは、安易と言うか、ちとチープな感じがしないでもないけども、それでもやっぱり、ラブシーンとして、とても良かった。

中盤のレヴィの語りのクライマックス、「あんたを殺すからね」は、その前の「仲間に淫売扱いされるくらい辛い事はないから」と、一瞬、弱い感じを見せて、そこから反転する事で、より光ってるというか、怖くて良かった。 ただ、先週の予告でこのセリフを流し…